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今日の朝刊……近藤誠さんVS 勝俣範之さん

今朝の朝日新聞……


『がん治療』では、今 注目されているお二人……

近藤誠さん(「医者に殺されない47の心得」の著者。慶応大医学部講師)と、勝又範之さん(第一線の抗がん剤専門医・日本医学大武蔵小杉病院教授)のがんの治療に関する意見の違いの記事が載っていました


二つとも、とても興味深いご意見な訳ですが……、今日の記事は 非常に分かりやすくまとめてあると思うので、是非 私以外の方々にもお知らせしたいと思い、敢えて抜粋せずに、そのままをご紹介したいと思います(*^^*)


ご存知の方も多いと思うので、その場合は、スルーしちゃって下さいねm(__)m

(尚、朝日新聞を取っていらっしゃっる方は、是非 新聞を読んでみて下さ~い(^^))





先ずは、近藤誠さんの主張

・がんは発見時に転移が潜む「本物」と「がんもどき」に二分類される

・「本物」は手術でも 抗がん剤でも治らない。「もどき」は治療が不要。よって無症状なら治療はしなくても良い

・検診を受ければ死亡率が減るという根拠はない

・抗がん剤の臨床試験の生存曲線は形が不自然で、人為的操作があったと推定出来る

・生活の質を上げる為の治療は不要




⇒⇒⇒がんは検診で早期発見されても、その時点で転移が潜む「本物」と、転移しない「がんもどき」に分けられます。本物は基本的に抗がん剤で治らず、手術はがん細胞の増殖を速める恐れがあるから治療は無意味です。
「もどき」は転移しないから治療の必要はありません。どちらにしても、自覚症状がないなら何もしなくていい。これが「放置療法」です。
今のがん療法は、早期発見して治療したら治るという前提で組み立てられています。しかし、根拠がありません。
外国の研究で、肺がんの検診を受けた人の方が、受けていない人より死亡率が多いとの報告があります。早期発見で余計な手術や抗がん剤治療を受けたせいでしょう。ほとんどの国では肺がん検診は行いません。乳がんも、検診を受けても亡くなる人の数が減らないという報告があります。前立腺がんは死亡数の差がありません。
一般的に早期だと「もどき」の割合が多いのです。マンモグラフィーで見つかる乳がんは99%「もどき」なので、私は「診断を忘れなさい」と言って帰します。これまで検診でさまざまな部位に見つかった150人以上を様子見してきましたが、ほとんど転移が出ません。
まれに「本物」の場合もあります。5ミリの乳がんを放置した私の患者さんは、数年後にがんが大きくなり、その後転移も出てきて、18年後に亡くなりました。がんの成長速度から、初発病巣が0.04ミリの時に転移していたと推定されました。
ただ、すべてのがんを放置する訳ではありません。大腸がんによる腸閉塞など、生活の質を下げる自覚症状があるなら、治療すれば長生き出来る事もある。肝がんは「もどき」でも早期発見に意味がないとは言えません。乳がんの「もどき」も乳房の皮膚を破る場合は部分切除を勧める事もあります。
抗がん剤に延命効果があるとした臨床試験の結果には、人為的操作の疑いがあります。多数の患者さんをきちんと追跡すると、生存曲線は下に凸になるはずですが、不自然に持ち上がっている。転移患者は多くが数年以内に亡くなるのに、追跡出来なくなった人を「生存」にするから生存率が落ちないのです。
乳がんの抗がん剤ハーセプチンも生存期間は延びません。臨床試験の生存曲線に人為的操作が疑われます。薬が効いて元気になったのではなく、「もどき」だったのです。ほかの分子標的薬も、肺がんなど固形のがんには無力です。ただし、血液のがんや睾丸のがんなどは、抗がん剤で治る可能性があります。
国内外の論文分析と、患者さんの症例をもとに主張しています。症例報告は科学的根拠が低いと批判されるが、放置しても転移しない例が一つでもあれば強力な反論材料になるのです。
4月にセカンドオピニオン外来を開き、1300人来院しました。無症状の人は治療しない方がいいと伝え、生活の質が向上しそうなら治療方法を示します。決めるのは患者さんですが、最良の結末になる事を願います・・・

……以上






これに対し…勝又範之さんの反論


・がんは「がんもどき」と「本物」に二分類出来ない

・過剰治療の側面はあるが、治療しなくていいかどうかは見極めらない

・検診による過剰診断を示すデータはあるが、検診の全否定にはつながらない

・「臨床試験の生存曲線は人為的に操作された」という主張に科学的根拠はない

・放置療法により助かる命も助からないこともあり、この主張は危険




⇒⇒⇒近藤先生は、がんには「がんもどき」と「本物のがん」しかなく、積極的な手術や抗がん剤は不要、と主張しています。面白い説ですが、これは一部の患者さんに当てはまる「仮説」です。
がんの治療には色々な考え方、選択肢があるということを提案した点では、近藤先生の主張は評価出来ると思います。ただ、医学的データを近藤先生の個人的な偏った見解に基づいて極端に示しており、患者に混乱をもたらしている点は注意が必要です。近藤先生が本で書かれている主張を「すべて正しい」と判断するのではなく、「一部の患者さんに当てはまる」と読むと、理解しやすくなると思います。
がんに積極的な治療が行われているのは、こうした治療に効果があるがんが確実に存在するからです。一部の患者さんには、過剰治療になるかもしれませんが、どんながんなら手術や抗がん剤が不要なのか、まだよく分かっていないのが現状です。
検診による過剰診断を示すデータがあることも確かです。それでも、一部の研究結果をもって、検診の有効性をすべて否定することにはなりません。最近、乳がん検診で過剰診断が行われていることがわかってきましたが、検診をすべてやめた方がいいとの見解にまでは至っていません。
現在、遺伝子のタイプを調べて積極的な治療の必要の有無を見極めようという研究が進んでいます。例えば、乳がんの抗がん剤ハーセプチンは特定の遺伝子に変異があるがん患者さんには非常に有効で、生存期間が大幅に延びました。
近藤先生がハーセプチンの臨床試験について「生存曲線がおかしい。人為的操作が加わったと思われる」と主張しているのは、全く根拠がありません。承認に関わる臨床試験(治験)のデータは国による立ち入り調査も行われるため、人為的操作を行える隙がありません。
「放置療法の勧め」という言葉を聞いた時には、本当に驚きました。近藤先生の元に通う患者という一部の偏ったデータに基づいているわけで、それは科学的根拠になりません。
インフォームド・コンセントは、患者さんの自己決定が大切と言われますが、正しい情報を提供されることが大前提です。
5ミリの早期の段階で乳がんが見つかった近藤先生の患者さんも、手術をすれば、90%以上の確実で治ったはずです。正しい情報をしっかり伝えられた上での自己決定だったのか、疑問です。
進行がんにやみくもに抗がん剤を使うのは私も反対です。
そういう意味では放置療法もやはり、一部の患者さんには当てはまるのです。ただ、「放置すべきだ」という一方的な言い方ではなく、正しい情報提供と、患者さんの意向を尊重する良いコミュニケーションが大切です。
放置療法は、近藤先生の個人的な考えによる「仮説」です。患者さんやその家族は、放置することの危険性を十分に理解してほしいと思います・・!



……以上


捕) 今回の争論にも出ている生存曲線の模式がこちら
↓↓





いかがでしょう。
お二人の意見の相違については、以前からよく取り沙汰されていて、私も本を読ませて頂きましたが……、今日の新聞には わりと簡潔に、そして 分かりやすく書かれていると思います。



参考にして頂けたなら……幸いですm(__)m



まっ、HER2タイプの私としては……

これからも希望を持って闘いたい(*´-`)!
という所でしょうか……



(最後迄 読んで頂き 有り難うございます(#^.^#))
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’12年秋…乳癌ステージ2b・HER2 3+トリプルポジティブ告知

アラフィフサバイバー。…もし、これが必然であるなら~、乗り越えろ!って事ですよね (=^ェ^=) ゞ

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アラフィフ乳癌サバイバーです。2012年10月…ステージ2b・トリプルポジティブの告知を受け、7ヵ月間の術前化学療法を終了し、6月に右全摘。その後単独ハーセプチンを1年、現在はアリミデックス服用中です。以前の様な生活に戻りたい……でも なかなか病気の呪縛から離れられない。それでも前を向いて歩いていかなければ……。

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アラフィフ乳癌サバイバーです。2012年10月…ステージ2b・トリプルポジティブの告知を受け、7ヵ月間の術前化学療法を終了し、6月に右全摘。その後単独ハーセプチンを1年、現在はアリミデックス服用中です。以前の様な生活に戻りたい……でも なかなか病気の呪縛から離れられない。それでも前を向いて歩いていかなければ……。

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